sazanamidiaryのブログ

Twitterで真面目なこと書くと嫌われるので真面目系はこっちで

まんなか

中国の儒家孔子(前550年あたりの人物)は『論語』において、「中庸の徳たるや、それ至れるかな」と述べた。

儒教経書である『中庸』は四書の一つ。

 

 

苦行のすえに悟りの境地に達した仏教の創始者、ガウタマ=シッダールタ(釈迦)(前400年あたりの人物)は、解脱のためには苦行でもなく、快楽でもない、正しい修行である「中道」が必要だと述べた。

 

プラトンの弟子、アリストテレス(前300年あたりの人物)も、倫理的な徳を身につけるためには、過剰と不足という両極端を避ける「中庸(メソテース)」が大切だと述べた。

 

 

古代の思想家がこぞって主張する「まんなか」。

本来の意味は、まんなかというよりも「適正」とか「適度」とかそういうニュアンスに近い。

汎用性が高く、ぜひ参考にしたい考え方。